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智積寺茶室
智積寺茶室
智積寺茶室 腰掛待合(施工中)
腰掛幅は、5人用で9尺。
廊下の明かり採りを円窓の下地窓とし、腰掛待合の意匠に用いました。
亭主石は、大きめの石を選び、他の石より5分高く据えました。
客は銅鑼の音を蹲って聞くため、腰掛周りの飛石は、蹲いやすいように大きめの石を配置しました。
智積寺茶室 水屋(右端は丸炉)
智積寺茶室 水屋
智積寺茶室廊下窓(腰掛待合の下地窓)
上は、ガラス戸と障子を二重に閉めた状態。
下は、廊下を明るくするために、障子を開けた状態。
茶事の時は、障子を中央に、ガラス戸を測方に引きます。
手水鉢の上面は「吾唯足知」、正面は「一味真」
湯桶石、手燭石は、表千家、裏千家で、左右逆になりますが、実用上は、さほど問題はありません。
写真は、左湯桶石、右手燭石(裏千家流)。
海(水門)には、ごろた石をいれ、水が跳ねないようにしました。
前石は、平で、大きめの石を据えました。
筧は取り外せるようになっており、茶事の時は、筧を取り外し、亭主が手桶で水を注ぐ本来の形をとります。
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